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フローリスト作る「花おはぎ」、SNS反響「星」も 梅雨時に“ネオ和菓子”は?涼やかで華やかな進化系

つるや菓子舗の「満天星」

中に南信州産のリンゴのジャムを練りこんだ、餡(あん)が入っている。

(記者リポート)
「見た目がすごくきれいです。キラキラしています。水まんじゅうのひんやりとしてぷるんとした食感に、リンゴの餡がとてもさっぱりとしておいしいです」

■SNSで大反響

つるや菓子舗の「満天星」

つるや菓子舗・村松圭介さん:
「お客さんが遊びに来た時のお土産に何がいいかと考えた時に、星空が有名になりだした頃だったので、『星空のお菓子を作ってみよう』というのが最初です」

お隣・阿智村をはじめ南信州は星空の名所。そのイメージを和菓子にした。


発売は3年前で、SNSで紹介したところ、その見た目から大反響。5万件を超える「イイね」が付いた。(リツイート3万9000件!)

今や1日100個ほどが売れる人気商品だ。

60代:
「(何を買った?)満天星、15個。きょう家に10人くらい来客がある。(なぜ満天星?)インスタ映えするから。おいしいですよ」

鮮やかな青が気になるが、色の出し方を含めて作り方は「企業秘密」。

つるや菓子舗・村松圭介さん:
「食品で青色というのは食欲がわかない色といわれていて、和菓子でこの色はなかったんですが、いざ作ってみると反響は大きいので、あまり形式にとらわれすぎずに、これからも自由なお菓子として和菓子もどんどん進化していけばいいと思います」

■早くも名物「花おはぎ」

下諏訪町の「小林生花店」

下諏訪町の「小林生花店」。

色とりどりの花が販売されている。一見、普通の生花店だが、店の奥にカフェスペース「MARUSAN cafe」がある。

小林生花店・MARUSAN cafe担当・内藤奈美マネージャー:
「花を買いに来る人しか立ち寄れない、敷居が高いお店の分類かなと思っていて、花を買う用事のない人でも入れるように、カフェのスペースを作りました」

MARUSAN cafeの「花おはぎ」

早くも名物となっているのが、カラフルなおはぎの詰め合わせ「花おはぎ」。(1620円)

ラインナップは、こしあんやきな粉など定番の味から、ピスタチオやミモザの花などの変わり種まで。

花束のような見た目が好評だ。

客:
「きれい。季節のお花を感じるような、とてもすてきなおはぎ」
「自分のご褒美で食べるにもいい大きさだし、きれいじゃないですか。すごく良い」


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