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フローリスト作る「花おはぎ」、SNS反響「星」も 梅雨時に“ネオ和菓子”は?涼やかで華やかな進化系

花おはぎ

涼やかに、華やかに進化した「ネオ和菓子」。職人が工夫を凝らし、見た目も味も斬新にアレンジされている。ジメジメした梅雨時、味わってはいかがでしょうか。

■果物たっぷりアイスキャンディー

盛進堂の「くずバー」

長野市須坂市にある「盛進堂」。創業125年(明治33年創業)の老舗だ。

看板商品は「栗中華」。栗がまるまる1個入ったどら焼きだ。(270円)

市内から:
「昔からあるから、なじみがある」

伊那市から:
「須坂へ来たら有名なお菓子といえば『栗中華』と頭に刷り込まれている」

その老舗が夏季限定で販売している人気商品がある。

果物をふんだんに入れ、葛粉で固めたアイスキャンディー「くずバー」。(313円)

盛進堂・岡村將次社長:
「うちの一番メインは栗中華でやっていますけど、これに変わる品物として(売り出した)」

■暑い日にピッタリ

白桃のくずバー

白桃のくずバーを作る様子を見せてもらった。

まず、白桃を一口サイズに切る。

葛粉や水、グラニュー糖などを混ぜ合わせて火にかけ、沸騰するまでゆっくりかき混ぜていく。

スタッフ:
「焦がさないように、なべ底が焦げやすいんでね」

沸騰したら、白桃と合わせ冷凍庫で一晩かけて凍らせる。

切り分けて、持ち手の棒を刺したら完成だ。

(記者リポート)
「白桃のくずバーをいただきます。とてもひんやりしていて、白桃の果肉もザクザク入っていて、暑い日にピッタリです」

伊那市から:
「おいしそうですね。また新しい名物になると信じています」

■星空をイメージ

つるや菓子舗の「満天星」

伝統にあぐらをかかず、新しいものにチャレンジする老舗。岡村社長は今後もさまざまな和菓子を展開していきたいと意気込む。

盛進堂・岡村將次社長:
「今までの和菓子は、ねりきりとかどら焼きとか決まったものが多いんですけど、お客さんに恩返しというか挑戦。いろいろ作っていくことが一番いいかなと」

大正7年創業、105年の歴史を持つ阿南町の「つるや菓子舗」。
こちらも老舗だ。

黒糖のまんじゅうは創業時からの人気商品。(つるやまんじゅう99円)

まんじゅうを16袋購入:
「お友達のお土産に、ここのおまんじゅうおいしいから買っていくの。みんなの第一人気!」

さまざまな商品が並ぶ中、ひときわ目立つ和菓子が―。

涼やかなブルーが印象的な水まんじゅう。星空をイメージした、その名も「満天星」。(200円)

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