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「ラーメンが凍るほど寒いと知って」 ユニーク画像で冬の道路の注意喚起 国交省ツイッターが話題 

冬の時期の車の運転では、路面の凍結にも注意が必要です。国土交通省の木曽地域担当の職員は、寒さを分かってもらおうと凍ったカップラーメンやズボンなどをツイッターに投稿。反響を呼んでいます。

箸であげた麺がピタッと止まっています。食品サンプルではなく凍ったカップラーメンです。12月5日、国交省中部地方整備局のツイッターに投稿された写真です。

このほか凍ったズボンや、ゴム手袋に水を入れて作った氷の手も。なぜ、こんな写真を投稿しているのかと反響を呼んでいます。

投稿したのは飯田国道事務所で木曽地域を担当する若手職員です。

飯田国道事務所の若手職員:
「こんなにも寒いという実感がないと思う。『ラーメンが凍るほど寒いんだ』と思ってもらえれば身構えてもらえると思った」

県内でも12月に入って寒さが増し、凍結によるスリップ事故が起きやすい状況になっています。特に木曽地域は冷え込みが厳しく、国道19号線では冬用タイヤを履いていない車が事故を起こしたり、立ち往生したりすることも多いということです。

投稿はあくまで安全運転の呼びかけのため。ツイッターでは「これからの季節、木曽地域だけでなく道路の走行に注意してください」と呼びかけています。

ただ、撮影には苦労も…。凍ったカップラーメンは2022年1月、氷点下15度まで冷え込んだ日に撮影したそうです。

飯田国道事務所の若手職員:
「一晩、8時間くらい置いてありました。仮眠取りながら適宜…。本当にラーメンが凍るかわからないので、おいしそうにできたのでうれしかったです」

国土交通省ではあらためて冬用タイヤの装着など安全運転を呼びかけています。
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長野放送ニュース

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