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「究極の生ハム作り」移住した元技術者が標高1500mの空きペンションで挑む 師匠との絆と長野・須坂市の新たな特産品への夢 「理想の環境」で見つけた生ハム職人への道

■峰の原高原の新たな特産に

「生ハム」の仕込み

2025年は、2024年の倍の200本を仕込むという野沢さん。

使う塩にフランス産を加えるなど試行錯誤を続け、納得のいく「生ハム」を目指します。

また、オンラインショップでの販売も始めました。

目指すのは須坂・峰の原高原の新たな特産です。

As Neco Ham・野沢健太さん:
「峰の原高原をPRしたい、特産品作りをしたいというのが根幹にあって、情報発信しながら、商品を開発、製造、販売していけるように頑張っていきたい」

生ハム

野沢健太さん:
「お待たせしました」

12月9日、須坂市臥竜の居酒屋「坂蔵」を訪れた野沢さん。1月から10カ月間、熟成させたウデ肉の生ハムを納品しました。

ウデ肉はモモ肉より熟成期間が短いそうです。

坂田昇さん:
「ワインとも結構合うのでワイン会の時に出させてもらって、結構評判いいので」

店主の坂田昇さん(56)はSNSで野沢さんの生ハムを知り、2025年10月から提供しています。

「坂蔵」・坂田昇さん:
「移住してきて頑張っている人たちを応援したいなという思いもあって」

店では、カットした生ハムを須坂産のシャインマスカットや2種類のチーズと合わせたプレートで提供しています。

客(市内から):
「あまり生ハム得意じゃないんですけど、塩味とワインの相性がとてもよくておいしい」

客(市内から):
「そこまでしつこくなくて、うま味がしっかりしていて好きな味です」

「坂蔵」・坂田昇さん:
「須坂市の名産、名物になってほしい。そうすれば生ハムを扱っている私のお店としてもうれしいし、どんどんこれから大きくなってほしい」

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