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ピーク時15万人から4万人に…スキー場の営業断念から一転、地元の熱意で今シーズンも営業 子どものリフト無料化、小学生以下は温泉無料 ゲレンデグルメも充実

■子どもリフト無料化で来場者1.2倍

2シーズン目がスタート

協議会は「ファミリー」をターゲットに据え、集客の目玉として18歳以下のリフト券を無料化。

雪にも恵まれ、来場者数は約4万3000人と前のシーズンの1.2倍。売り上げも1.2倍に増えました。

昨シーズンの「好調」が今シーズンの営業につながったのです。

12月13日、今シーズン営業初日―。

Mt.乗鞍スノーリゾート運営協議会・山口謙代表(2025年1月):
「今年も皆さんみたいに来てくださる方々のために私たちはやっていますので、ローカル色満載のこのMt.乗鞍スノーリゾート、ぜひぜひ応援していただいて、たっぷり滑っていただければと思います」

地元有志が運営する2シーズン目がスタート。

雪の関係で、まだすべてのコースを利用することはできませんが、年末には全18コースが滑走可能になる見通しです。

■リピーターが語るアットホームな魅力

「限定パーカー」を着てきた男性と家族

利用客は―。

市内から:
「楽しい。100回くらい来ているね。雪質がいい!雪降った次の日なんか最高」

こちらは東京の親子。ここ5年ほど、毎シーズン訪れています。

東京から(子ども):
「リフトとかでおしゃべりできたり、滑ってすぐこけちゃうけど、(スキー)大好きです」

スキー場のファンで、2024年のクラウドファンディングに参加。その時の返礼品である「限定パーカー」を着て訪れました。

東京から(父親):
「アットホームなところがいいですよね、単純にスキーを滑るだけでなく、地元の人たちが頑張ってここを運営・経営しているというのが見えるので、その人たちに会いに来るのも一つの楽しみだから、ここに来ちゃいますね。応援しています。乗鞍を、応援しているし、好きだし、好きだからずっと続けてほしい。なくなっちゃったら僕が困る」

■小学生以下は温泉も無料!新サービス

18歳以下のリフト券無料は今シーズンも継続

協議会は運営と同時に来シーズン以降の営業を担う企業・団体の誘致も行っています。

昨シーズンは一定の成果を上げましたが、今シーズンの成績も重要となります。

集客の目玉であった18歳以下のリフト券無料は今シーズンも継続。

さらに小学生以下の子どもには、スキー場近くにある温泉施設の無料券を配るサービスも始めました。

岐阜県から:
「(もらったのは)入浴券です、温泉の。ありがたいですね。ありがたいし、18歳以下は無料だし、すごくいいな」

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