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「来年はもっとうまい年に…」 えとの置き物作り進む 唯一の職人亡くなるも引き継ぎ復活 ヒノキの端材を加工 長野・南木曽町  

来年のえと「午」の置き物

2025年もあとわずか。南木曽町で今年も、えとの置き物作りが行われています。

来年のえとは「午」。

南木曽町の佐藤裕宣さんが作るのは、地元産ヒノキの端材を電動の糸ノコギリで加工する置き物です。

おにぎりの形が特徴で、色鮮やかな布で飾り「健康長寿」の文字も書き入れます。

2020年に、唯一の作り手だった職人が亡くなりましたが、佐藤さんが趣味の木工の腕を生かして復活させました。

佐藤裕宣さん:
「最近はいろいろ戦争とか不幸なことが余りにも多過ぎるようになってきているので、来年はもっとうまくいくよう願いながら作っています」

製作は1日6~7個のペースで進めています。年末までに約200個を観光協会に納め、南木曽町内の道の駅などで1300円で販売します。

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長野放送ニュース