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3Dプリンタを駆使…工業高校生の“本気すぎる”ヒーローショー 園児が大興奮 「課題研究」から生まれた15年ぶり復活の“駒工ファイターズ” 地域を盛り上げようと奮闘中

「駒工ファイターホウケン」

駒ケ根工業高校の生徒が地球を守る「駒工ファイターズ」として「ヒーローショー」に挑戦しています。手作りの衣装や武器、そして迫真の演技。地域を盛り上げようと奮闘中です。

■園児も夢中!高校生ヒーローショー

駒ケ根工業高校の3年生5人の「駒工ファイターズ」

地球の平和を守るヒーロー。その名も「駒工ファイターホウケン」。犬のキャラクター「疾風太郎」もサポートします。

園児:
「ヒーローがんばれ!ヒーローがんばれ!」

地球侵略を企むデビル星の宇宙人との戦いに、子どもたちも夢中です。

風船爆弾や華麗な手品も。見どころいっぱいのショーを演じるのは駒ケ根工業高校の3年生5人「駒工ファイターズ」です。

ヒーロー「ホウケン」役・板山正宗さん:
「小さい子が楽しんでもらえるように、そして夢を持ってもらえるようなショーにしたい」

■「課題研究」から生まれたヒーロー

ヒーローショーに向けて練習

12月4日、駒ケ根工業高校―。

生徒:
「モーターを使って磁石を回して、水を温めるということをやっていて」

駒ケ根工業高校電気科の3年生が取り組む「課題研究」。調理器具やロボットの開発、手作り電動自転車の製作などさまざまな課題に向き合います。

そんな中、異色の生徒たちが。「駒工ファイターズ」のメンバーです。この日はヒーローショーに向けて練習に励んでいました。

ヒーロー「ホウケン」役・板山正宗さん:
「最後の思い出になるし、それだったら面白いことをやろうとこの研究を選びました」

ヒーローの名前「ホウケン」は、学校から望める中央アルプス「宝剣岳」にあやかっています。

■3Dプリンタ活用!手作りヒーロー

飾りや変身ベルトなどは3Dプリンタを活用

台本はもちろん、普段の学習を生かして衣装、武器なども手作り。ホウケンの「マスク」は、パテを塗っては削り形を整えました。

ヒーローを助ける犬の「疾風太郎」は―。

「疾風太郎」役(リーダー)・山口興奇さん:
「毛皮(布)を一から貼り付けて、目玉もレーザーカッターを使って開けて」

飾りや変身ベルトなどは3Dプリンタを活用しています。

生徒:
「肉球をモチーフにしてまして」

この日は変身ベルトの付属品を印刷中。

夏休み返上で準備してきたメンバーたち。11月、地域の施設で「デビュー」しましたがまだ、納得のいくショーはできていませんでした。

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