つながろう、信州
「正直、苦しいです」
新型コロナウイルスによる緊急事態宣言が解除され、
街に人の流れが戻りつつあります。
その中で聞こえた悲痛な叫び。
取材をしていく中で出会った
飲食店で働く方の声です。
観光客で賑わう季節に休業を余儀なくされ、
やっとの思いで開店してもお客さんは激減。
心ない嫌がらせに苦しむお店もあります。
まだまだ経済的にも精神的にも大変なのに、
なぜ料理を作り続けるのか。
みなさん声をそろえて、
心配してくれるお客さんの励ましに
答えたいからだと話します。
厳しい状況の中でも、他人を思いやる気持ちから
料理を作り続ける飲食店と、
少しでも助けになればと購入するお客さん。
今こそ、このような人と人との繋がりが
必要だと強く感じました。
新型コロナの第2波が来るとも言われています。
気を緩めることなく、
引き続き感染防止対策を行い、
自分はもちろん、
自分を支えてくれる誰かのことを思い、
助け合いながら生活していきたいです。
つながろう、信州。
(6月4日 産経新聞アナウンサーコラム)
暑い日が続いていますが、
ご飯をしっかり食べて、
毎日健康に過ごしましょう!
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