ウィズ・コロナへ模索の日々
NBSアナウンサーが
産経新聞紙上にリレーで寄稿している
コラム「VOICE」
新型コロナウイルスとの戦いは長期戦となっています。
今回もテーマはコロナ。
ご一読ください。
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およそ1ヶ月におよぶ県内の緊急事態宣言が解除となりました。
宣言発令中、みなさんの生活はどのように変わったでしょうか。
私はバス通勤を徒歩に切り替えました。
片道およそ30分の小さな旅です。
最初の頃はサクラを愛で、
その後ハナミズキの白やピンクの花に心癒されつつ
朝晩のひんやりした空気を
マスク越しに吸い込みながら歩いていました。
そして今「新しい生活様式」が提唱されています。
中身を見ると人と人の間に一定の距離を保つことが重要とのことです。
人が一つ所に集まって時間と空間を共有する場面は至る所にあります。
飲食やスポーツ観戦、イベントや映画鑑賞も・・・。
私たちが日々行っている放送も、
人の営みに目を向け、
人に会いに行き、
話を聞く。
その積み重ねでみなさんに情報を送り届けています。
人々が築き上げてきた日常の光景に真っ向から挑もうとしているように映る
新型コロナウイルスとどう向き合って行けばいいのか、
模索の日々が続きます。