自分史上最高の自分で!!
産経新聞のコラムが一巡し、わたくしに回ってきました!
新しい年となり、初の掲載となります。ぜひご一読ください!!
本年もどうぞよろしくお願いいたします。
【産経新聞 長野版 1/11(木)掲載】 『NBS アナウンサーコラム VOICE』
宮本利之 「自分史上最高の自分で最高の滑りを!」
「金メダルを狙います」
メディアが喜んで飛びつきそうなコメントを彼女は決して口にしません。平昌五輪スピードスケート日本代表・小平奈緒選手のことです。
私は平成23年からおよそ3年間、小平選手を密着取材、前回のソチ五輪直前に番組を制作しました。当時も今も言うことは変わりません。「昨日の自分を超えたい」。
あれから4年、小平選手を取り巻く状況はずいぶん変わりました。500㍍は国内外のレースで現在24連勝中。1000㍍では世界記録保持者。つまり短距離のレースを世界で一番うまく滑ることができるのが今の小平選手なのです。
番組で最初のカットに使ったのは「スケートが好き」と書かれた小平選手直筆の色紙でした。
これまでの「自分」を超え、史上最高の「自分」で平昌のリンクを駆け抜ける姿を、大好きなスケートを思う存分やりきった晴れやかな表情を見る日を、今から楽しみにしています。