今年から新たに発足する
サッカーＪ３の開幕が明日に迫った。

去年ＪＦＬを圧倒的な戦いで優勝。
Ｊ３にあって東の大横綱といってもいい、
ＡＣ長野パルセイロの今シーズンを大胆に占ってみよう！

去年の戦いを見て、
パルセイロ＝「信州のバルセロナ」と表現したものがいたが、
その強さはＪＦＬの域をはるかに超えていたといっていい。

シーズン前からパスサッカーを標榜し、
シーズンを通してぶれることなくそのサッカーを貫き通して
掴みとったＪＦＬチャンピオンの価値は高い。


今年はどうか！？

選手補強を見ると、
既にＪ２を見据えているのではないかと思うほど
素晴らしい補強をした。

美濃部監督に聞くと、
「去年の中心選手を安心させないような補強をした」とのこと。

去年の主力選手が全員残り、そこに力のある新戦力が加わった。
まさにＪ３屈指の戦力と戦術を手にしたパルセイロ。


僕が期待するのは、パルセイロサッカーの確立である。
ただ勝つのではない、"美しく勝つ"を哲学とするチームになってもらいたいのだ。

そのための下地はここ数年で出来つつある。
去年の天皇杯（ベスト１６）で称賛されたサッカーにさらに磨きをかけ、
他チームの追随を許さないシーズンに、
パルセイロなら出来ると僕は信じている。

かつて強すぎてツマラナイと言われた北の海のような横綱相撲で
初代Ｊ３チャンピオンの称号を手にしてもいらいたい。

何しろ実力的には2年前に昇格を果たしていたとしても
何の不思議もないチームなのだから・・・。