☆今夜のフォーカス信州☆軍事郵便
きょうは、雨の朝。
ころんと、水晶のように葉の上で丸く輝く水滴。
コロコロ転がる無邪気な水、かわいいな~と、こころほころぶ朝。
おてんとう様は、「お盆」が来ると、夏と秋の空気を入れ替えているのかと思うくらい、
きっちりお盆で、朝晩の空気が秋めいてしまった。
あんなに暑い暑いと文句をいっていたのに、ここ数日、急に真夏が恋しくなるから勝手なもの...。
ひと雨ごとに、秋がやってくる。
雨不足の夏、ひまわりも、両手を伸ばし、雨を喜ぶかのよう...
暑さのなか100日咲くという、百日紅(サルスベリ)の花も、
少しずつ褪せてきて、雨に濡れると、いよいよ真夏が恋しくなります...
さて、きょう夜7時~8時放送の「フォーカス信州」では、
「戦地に渡った教え子たち」を放送します。
飯田市で見つかった大量の軍事郵便、1014通。
そこには、ちいさな村の、普通の人々が、時代に翻弄された事実が読み取れます。
番組のナレーションを吹き込ませていただいたのですが、
手紙に込められた兵士の本心。そして、多くの人たちの心の葛藤が迫ってくる内容で、
同じ人間として、その時代を懸命に生きてこられた方々に敬意を表したいと思いました。
そして、わたしたちが今、何をすべきかを
真剣に考えなければと感じました。
戦後70年の節目に、是非、みなさまもご覧になり、
信州で懸命に戦争の時代を生きた方々の思いを受け取ってください。
番組詳細ページ
→http://www.nbs-tv.co.jp/program/focus-shinshu/