ドクダミ香る『白い追憶』
きょうは梅雨空。
どんよりとした雲が広がり、
日差しがないわりに、むしむし感じますね。
雨の日は、いつもよりもいろんな香りに気付かされます。
ふわっと香ってきたのは.. .あの独特の香り...
そう、『ドクダミ』でした。
その白さにはっとしたり。
ドクダミの花言葉は「白い追憶」なんだとか。
追憶...
思い返してみれば...
小学生の頃、ドクダミを道端で見つけては、手で葉をもんで、
友達同士においをかぎあっては「くさい」「くさい」とさわぎたてて...
よくやりました。
ツンとくる、独特の生臭い感じ。忘れられない香り。
また、切り傷ができると、祖母がドクダミつんできて、
揉んだ葉を傷口に塗ってくれたことを思い出します。
「くさいのに、くすりみたいにすごい葉っぱ。」
そう思っていました。
かなりやんちゃで傷ばかり作っていて、
祖母がよく「ドクダミ」を塗ってくれました。
そうそう、小さい頃の私は...
スカートをはいていても男の子と間違えられるくらいやんちゃでいたずらっ子だったのですが、
なぜか、花には興味をもっていたようで...
実家の荷物の整理をしていたら、こんな写真が出てきました。
祖父母の田畑の周りには、いつもいろんな花が咲いていて、
見つけては、箱いっぱいにつめ、祖父母に見せていたようです。
花が特別好きだった、というよりは、祖父母が喜んでくれるものは「花」。
だと信じ込んでいたようです。
小学校の時の自由研究は、「花の色水調べ」「植物の花調べ」「植物の種調べ」。。
よく考えてみると、今毎日、天気予報で季節を感じる写真を私が撮影し、紹介していますが、
自然に対する興味の根っこは、小さい頃からあったんだなあと、ふと気づきました。
ああ、ドクダミを見るだけで、こんなにいろいろ思い出が溢れてきて...
やはり、、、
ドクダミは「白い追憶」でした。