東北の被災地は…
先日、といっても先月の半ば...
休日に、大槌町と気仙沼を中心に東北の被災地に、瓦礫撤去のお手伝いをしに行きました。
被災後、夏にも一度行っていて今回で2回目だったのですが、
正直、散乱していた瓦礫は集められていたものの、瓦礫の山があちこちに出来ていて、
あまり「片付いた」という印象はありませんでした。
まだまだボランティアは必要とされています。
瓦礫撤去は雪が降ると難しくなるため、
これからは仮設住宅でのお茶だしやお話をきくボランティアが特に必要とされます。
何もなくなってしまった大地。
露出された土肌は、空しくぽかんと口をあけているかのよう。
残っている建物も、なんだか心もとなさそうに見えました。
陸地に出来てしまった池が、飄然と現実をクリアに写しだす...。
がらんとしたなかでなんとか営業していたガソリンスタンド
先月末にグランドオープンしたの「復興屋台村気仙沼横丁」にも立ち寄りました。
このときは、まだプレオープンでしたが、
飲食店など19店舗が入ったプレハブ造りの仮設店舗は
『がんばっていこう!!』というパワーがみなぎっていました。
店は、気仙沼の名物料理から八百屋までジャンルは様々。
土地は市から無償で2年間提供されるそうです。
私の入ったお店の店主は、ようやく店を再開できて、本当に嬉しい反面、
緊張していると言っていました。
『今日の目玉;イクラ丼』が好評で売切れてしまったからと、
『ナカオチ丼』を出してくれました!
絶品!!
いろいろな気持ちがこめられた味、絶対に忘れまいと、
ゆっくり、かみしめていただきました。
『一緒に、がんばっていきましょう!』あたたかい握手をしてくれました。 (続く...)