豊かな自然に囲まれた安曇野。その風景と環境の良さに魅かれ、ここで多くの芸術家たちが暮らしながら、作品作りをしている。 木彫の世界から転身し、巨大なステンレス彫刻を制作している中嶋大道さん。 関西から移住してきて、作風も変わったというシルクスクリーン版画の福本吉秀さん。 アメリカから家具作りを学びに来日し、今も安曇野で手作り家具製作を続けているデニス・ヤングさん。 今年の春、あづみのガラス工房を卒房し、ガラス工芸作家として一人立ちを目指している池内康祐さん。 それぞれ、安曇野に腰を据え、芸術活動に取り組んでいる。 時の流れをゆったりと感じることのできる環境は、作品作りにも大きく影響を与えている。 そんな彼らの、制作と安曇野へのこだわりを、美しい安曇野の四季の風景とともに追う。