■「詐欺?」出版社から連絡

完成した「カピバラ」のイラスト
実際に「どうぶつずかん」の制作過程を見せてもらいました。
石川鈴夏さん:
「何を伝えたいかを一気に書き出して、空いたスペースに絵を入れていく。色を付けて」
「カピバラ」は5時間45分で完成!
「どうぶつずかん」は、園の公式SNSでも発信しています。
2万件を超える「いいね」が―。
すると、2025年春―。動物好きだという出版社の担当者が、偶然、SNSで石川さんのイラストを目にし、連絡してきました。
石川鈴夏さん:
「動物園のメールで書籍化しませんかと声をかけられて、職員みんなで詐欺じゃない?ってKADOKAWAからメールくることあるかなって」
書籍化の話が決まると、そこからはひたすら絵を描く毎日で、休日は1日中、机に向かうこともありました。
石川鈴夏さん:
「コマ割りとか起承転結、3コマくらいに収めるのは難しくて、漫画家ってすごいなって」
■「動物への世界を広げたい」

「飼育員が教える!動物園が100倍楽しくなるどうぶつ図鑑」(提供:KADOKAWA ※画像は表紙及び帯等実際とは異なる場合があります)
本は全部で160ページ。これまで描いてきた「どうぶつずかん」をもとに、動物の生態や観察してほしいポイントなどをマンガ形式で紹介しています。
飼育員だからこそ描ける動物の魅力や面白さ。それをより多くの人に知ってもらいたい―。「図鑑」にはそんな石川さんの思いがたっぷり詰まっています。
飯田市立動物園・石川鈴夏さん:
「少しでも動物の知識を持ってきた方が100倍楽しめると思う。疑問に思ったこと、普通に思っていたことにも必ず意味があると知ると、世界が広がるので。来園者や本を読んでくれた人の動物への世界を広げていけたらいいなと思っています」

