■つぶれた1階から貴重品を

エアコンの回収
八代市では、倒壊した住宅から貴重品などを取り出す作業が行われていました。
災害救援NGO代表・吉村誠司さん:
「バッグがこのあたりから出てきたじゃない。もう1個のカバンはどこにあるの?」
住人:
「見るからないのよ」
住民から依頼を受けたのは、長野県信濃町在住で、災害救援NGOの代表を務める吉村誠司さんです。
2019年の台風19号災害や2024年の能登半島地震、10年前の熊本地震でも支援活動を行ってきました。
こちらの住宅は、地震の影響で1階部分がつぶれるかたちで倒壊し、住宅の中は、物が散乱していました。
吉村さんは、ボランティア仲間と訪れ、住宅の中に残る貴重品を探し出していました。
■免許証あった!感謝の握手

貴重品が戻り喜ぶ住人
ボランティア:
「あ、印鑑。印鑑(あった)」
住人:
「印鑑、大事です」
壊れずに済んだエアコンの回収も。
免許証が入った財布や非常時用の現金が入ったリュックなどを持ち出すことができました。
住人:
「免許証、マイナンバーカード出てきた。ありがとう」
「下(つぶれた1階)から入るのは私たちにはできないので、(貴重品を)取ってもらえたのはすごく助かりました」
■「支援の人手が足りない」

災害救援NGO代表・吉村誠司さん
支援の輪が広がる一方で、吉村さんは、課題も感じていました。
災害救援NGO代表・吉村誠司さん:
「役場とかボランティアセンター、社会福祉協議会の方とか、みんなもう働き続けているので、交代してあげる方とか、もっと来ていただけるといいかな」
連日の暑さもあり、被災した住民はもちろん、自治体職員やボランティアにも疲労がたまってきていると言います。
支援の人手の必要性を訴える声は他にも。
日本笑顔プロジェクト・小林温子事務局長:
「マンパワーですね。一番必要なんじゃないかと。この暑さなので、私たちも一日中外に出ているわけにはいかない。ローテーションを組みながらやっているんですけど、ぎりぎりの人数。運営する側も休む時間もあってできればいいのでは」

