■謎だらけの深海魚は「ロマン」

インタビューに応じる孔伽さん
特に夢中なのが深海魚です。
宮下孔伽さん:
「不思議なフォルムをしていて、まだまだ謎だらけ。だから新発見があるかもしれないというのが、すごくロマンを感じて一番好き。知れば知るほどわからないことが出てくるんですよ。そこにはまっちゃって」
■剥製作家の“師匠”と深める知識

孔伽さんの師匠、魚類剥製作家の小川貴光さん(左)
そんな孔伽さんが、「恩師」のように慕っているのが、松本市の魚類剥製作家・小川貴光さん(60)です。
博物館や研究機関から剥製の製作を依頼されるほどのすご腕の作家で、魚魚展の剥製も小川さんの作品です。
偶然にも家が近所だったことから、4年ほど前から交流するようになりました。
魚類剥製作家・小川貴光さん(60):
「ありがたいことにたくさんの貴重な魚が入るので、その度に孔伽くんに連絡して、『すごい魚入ったよ、ちょっと見においで』みたいな。そうするとすぐ自転車で飛んでくる。(知識は自分より)もっと深いところを知ってるので『この魚どうなの?』って教えてもらっています」
宮下孔伽さん:
「経験を積ませていただいているところがすごくあるので、師匠というか、人生の恩師みたいな」
■むき出しの歯!体長3mの深海ザメ

「ミツクリザメ」の剥製
2026年で5回目となる「魚魚展」。孔伽さんもスタッフとして運営に携わっています。
2026年のテーマは「危険生物と貴重な生き物たち」。
展示の目玉は、突き出した角とむき出しになった歯が特徴の深海ザメ「ミツクリザメ」です。体長3mを超える大きさで、「ミツクリザメ」としては国内最大級の剥製です。
親子連れの来場者:
「歯、見て。何本ある?」
「こわーい」
宮下孔伽さん:
「このサメ、口が飛び出るんですよ。獲物を食べるときに飛び出してくる。サメの中だったら、口が飛び出すスピードが一番速いと言われてますね」
■さかなクン提供「アオザメ」の剥製

「アオザメ」の剥製
今にも飲み込まれそうな迫力満点の剥製は「アオザメ」。あの「さかなクン」から提供を受けて製作したものです。
宮下孔伽さん:
「危険なサメなので、間近に見られるというか、生きてるものを見る機会はそうそうない」
「ヤマトシビレエイ」は、その名の通り電気を発するエイです。生きている時に触ってしまったそうで―。
宮下孔伽さん:
「思いっきりバチンってきて、もう腕がガーンとくるような衝撃で。弱ってたんですけど、かなり痛かった」

