
シロシュモクザメの標本を手にする宮下孔伽さん(8月10日、長野県安曇野市)
海なし県・信州の魚博士です。物心ついた時から魚が大好きだという長野県松本市の中学3年生・宮下孔伽さん。夢は「信州に深海魚の水族館をつくること」。安曇野市で開催中の展示会でも魅力を発信しています。
■まるで「魚博士」 中学生が解説

サメのヒレについて解説をする宮下孔伽さん(右)
サメの剥製に―。
子ども:
「ウツボ、ハリセンボン、これはなに?」
触ることもできる魚の標本も。
安曇野市で開催中の「魚魚展」です。
200種類を超える海の生物が展示されています。
宮下孔伽さん(14):
「これ、サメのヒレだよ。サメは軟骨魚類といって、硬い骨がないんだ」
訪れた人たちに解説をするのは、松本市の中学3年生・宮下孔伽(こうが)さん(14)です。
宮下孔伽さん(14):
「サメって、卵を産むものと胎生のもの2パターンあって、これは卵黄に栄養を依存して母体からの栄養は受け取らずに育つ卵黄依存型胎生」
生態について詳しく分かりやすく解説する姿は、まるで「魚博士」です。
子ども:
「なんか楽しい。いろんな形とか触った感じがあって楽しかった」
来場者:
「すごく興奮しました(笑)。おいくつなんだろうっていうくらい専門的で」
宮下孔伽さん(14):
「ウロコの質感とかヒレ、全部本物になるので、なかなか水族館でも博物館でも間近に見られないようなところをどんどん観察してほしい」
■1歳の頃から「とと(魚)!」

海について学ぶ体験イベント
「こうちゃん、何がいた?」
宮下さん(1歳ごろ):
「とと(魚)!」
物心ついた時には魚が大好きだったという孔伽さん。水族館や図鑑で知識をたくわえ、魚の絵を描くのも得意に。
海について学ぶ体験イベントなどにも積極的に参加してきました。
宮下さん(小学5年生の時):
「ロマンがあって、興味深い生物たちがいっぱいいるから海が好きです」
週末や長期休みには家族の協力を得て、各地の海へ。親しくなった漁業関係者などから魚を提供してもらい、自宅で標本を作るほどに。

