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「土地の味」に挑む 御牧原の若き職人が追い求める信州チーズの可能性 開業わずか1年で国産チーズアワード受賞 製造から販売まで1人で担う31歳「チーズを作るより、地域の牛乳や乳酸菌の個性をまとめている」

■「ロマンしかない」輝への挑戦

熟成チーズ「輝ーKAGAYAKIー」

土屋さんが今最も力を注いでいるのが、熟成チーズ「輝(KAGAYAKI)」。

オランダの伝統チーズ「ゴーダ」をベースに、生キャラメルのような口どけを目指します。

完成まで最短でも2ヵ月以上の熟成を要します。「1年通して6回しか試作できない。このトライ&エラーを楽しめないとなかなか厳しいと思う」と言いながら、その目は輝いています。

「ロマンしかない」。その一言がすべてを表しています。

師事する塩川和史さん(国際コンテスト世界最高賞受賞・ブルーチーズの第一人者)からは「前より塩気は落ち着いた。ミルクの味とバターっぽさは出ていると思う。あとは甘みをどうやって表現していくかというところ」というアドバイスが届きました。

信州チーズの樹 土屋宏樹さん:
「酪農家さんに提供していただいた信州のミルクに恥じないよう、どれだけ甘みや良さを引き出せるか腕にかかっている。すごくやりがいを感じますし、頑張ろうと思います」

※この記事は、 2026年6月26日にNBS長野放送でOAした「フォーカス信州 信州クラフトの味2~食卓を彩る匠たち~」をもとに構成した内容です(全3回の記事その3)

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