■「ロマンしかない」輝への挑戦

熟成チーズ「輝ーKAGAYAKIー」
土屋さんが今最も力を注いでいるのが、熟成チーズ「輝(KAGAYAKI)」。
オランダの伝統チーズ「ゴーダ」をベースに、生キャラメルのような口どけを目指します。
完成まで最短でも2ヵ月以上の熟成を要します。「1年通して6回しか試作できない。このトライ&エラーを楽しめないとなかなか厳しいと思う」と言いながら、その目は輝いています。
「ロマンしかない」。その一言がすべてを表しています。
師事する塩川和史さん(国際コンテスト世界最高賞受賞・ブルーチーズの第一人者)からは「前より塩気は落ち着いた。ミルクの味とバターっぽさは出ていると思う。あとは甘みをどうやって表現していくかというところ」というアドバイスが届きました。
信州チーズの樹 土屋宏樹さん:
「酪農家さんに提供していただいた信州のミルクに恥じないよう、どれだけ甘みや良さを引き出せるか腕にかかっている。すごくやりがいを感じますし、頑張ろうと思います」
※この記事は、 2026年6月26日にNBS長野放送でOAした「フォーカス信州 信州クラフトの味2~食卓を彩る匠たち~」をもとに構成した内容です(全3回の記事その3)

