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中学生で“脳の血管炎”「最悪だ」右半身まひ・失語症に ペンを左手に持ち替え、描き続けた絵は「生きがい」 34歳のイラストレーター 看護助手として働きながら、個展も開催「絵が人と話す手段」

■「絵が人と話す手段」

新井さんと妻・由美さん

作品は小さいもので3週間、大きいものでは3カ月かかるものもあります。

新井郁也さん:
「生きがいになっちゃったみたいな感じです。やっぱ完成すると、次やろうみたいな感じですね」

妻・由美さん:
「(上手に)しゃべれない分、イラストを通して話しているというか、イラストがあると私が補足しなくても、全く知らないお客さんと楽しそうに話してたりとか、絵が人と話す手段の一つなのかなと思って」

■思い出を自らの世界観で表現

「まるいせかい」

新井さん自身、2度目となる個展が長野市で開かれました。

こちらの作品は「まるいせかい」。

丸い水槽の中で泳ぐ熱帯魚。水草などが細かい描写で描かれています。兵庫県にある水族館で見た光景を、自らの世界観で表現しました。

新井郁也さん:
「グッピーの輝かしい目とか、グッピーのヒレを主に注目してほしいなと思います」

■新婚旅行の「沖縄の海」を絵に

「はじまりの海」

沖縄の海の生き物を描いた「はじまりの海」。新婚旅行で訪れた沖縄の海でウミガメを見た思い出をもとに、制作しました。

妻・由美さん:
「その時は2匹で子ガメも見られて、その思い出を入れて、新婚旅行だったのでタイトルも『はじまりの海』って名前を付けて」

新井郁也さん:
「苦労したのは、ウミガメとか魚じゃなくて、サンゴとか、海のイメージとかが苦労しました」

■「もっと大きな絵で躍動感を」

訪れた人に絵の説明をする新井さん

訪れた人に積極的に話しかける新井さん。

新井郁也さん:
「これは5年前に描いたやつをもう1回描こうと思って描きました」
「ipadで描いています」

これまでに描いた作品は100点以上。そのうちの34点を個展で展示しています。

訪れた人:
「自分にはない色彩感覚で、心が癒やされました」
「きれいな自然の魚とか躍動的で色がきれいで、さらにこの絵で迫力出して、きれいにやってらっしゃるように見える」

妻・由美さん:
「大変かもしれないんですけどこれからも描き続けて、たくさんの人とつながっていけたらいいなって思ってます」

イラストレーター・新井郁也さん:
「A1とか、もっと大きいB0とかも、描きたいなとも思ってます。躍動感とかを届けてやっていきたいですね」

9月には地元・大町市で展示会を開催する予定だということです。

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長野放送ニュース

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