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“日本最古級”の古墳か!?「これまでより50年古い」再調査で判明 桜の名所・松本市の「弘法山古墳」 形状や出土品から「3世紀前半~半ば」築造と推定 「ヤマト政権前に造られた独自の古墳か」 長野

弘法山古墳(長野県松本市)

長野県松本市の弘法山古墳についてです。桜の名所として知られていますが、市の調査により、造られた年代が「日本最古級」である可能性が浮上。さらなる歴史の解明に期待が寄せられています。

■桜の名所に「日本最古級」説

山頂からは松本平を一望(2019年取材)

満開の桜に覆われた山。

松本市の「弘法山古墳」です。

標高652メートルの山頂からは松本平を一望することができ、桜と北アルプスの共演も。

1980年代から桜の植樹が始まり、桜の名所として親しまれています。

その古墳に今、「日本最古級」である可能性が浮上しています。

松本市立博物館・小山奈津実さん:
「現在の学術的な目(視点)から再検討した結果、古墳の築造年代がこれまで考えていた時代よりも50年古くなり、“3世紀前半から半ばころ”と推定された」

■当時の鑑定は「"東日本"最古級」

1974年の調査(提供:松本市)

弘法山で初めて本格的な調査が行われたのは1974年。

付近の土地造成のため発掘を行ったところ古墳の中で最も古い「前方後方墳」と分かりました。

「後方部」には石室があり、そこから大量の土器や副葬品も出土しました。

当時の鑑定結果からは、古墳時代初期=3世紀後半に造られた「東日本最古級である」とされてきました。

■50年後の再調査 大きさ判明

「トレンチ」と呼ばれる溝(提供:松本市)

最初の調査から50年―。

松本市立博物館・小山奈津実さん:
「階段を少し上がったあたりから古墳で、ここが前方後方墳の後方部の一辺になる」

松本市立博物館の学芸員・小山奈津実さんは、2020年度から行われた再調査に携わってきました。

松本市立博物館・小山奈津実さん:
「墓になるので敬意をはらうというか、最初、調査に入るときに『入らせていただきます』と言いながら」

再調査では、周辺に「トレンチ」と呼ばれる溝を掘り、古墳の正確な形や大きさを探りました。

(記者リポート)
「今回の調査では古墳の大きさも明らかになりました。階段の下から坂の下まで長さが約62メートルあるということです」

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長野放送ニュース