■故郷で決意表明「立派な床山に」

「床山」として初めてのあいさつ
合宿では地元との交流が恒例です。相撲クラブの子供たちとの稽古や、力士が赤ちゃんを抱っこして土俵の土を踏ませる“赤ちゃん土俵入り”も初めて行われました。
そして床空さんも地元出身ということで―。
床空さん:
「皆さん、こんにちは」
観客:
「とこそらー!」
床空さん:
「私は今年6月に床山として入門しました、小川大空改め『床空』です。よろしくお願いします。大相撲のことは右も左もわかりませんが、一日も早く立派な床山になれるように頑張るので応援よろしくお願いします」
「床山」として初めてのあいさつでした。
祖父・杉本秀芳さん:
「すごく良くなったなと思って。大空(床空)がそばにいて、みんな話を聞いて、大空自身も話をしてやって、これだけになったなと思って、うれしい」
■力士も、床山も憧れの“大銀杏”

大銀杏
愛知・犬山市。
名古屋場所初日を4日後に控えた7月8日。
「床山」として初めての本場所に臨む床空さん。
いつか自分の手で結いたい髷があります。十両以上の「関取」にだけ許された髷「大銀杏(おおいちょう)」です。
※大銀杏:髷の先端をイチョウの葉のように大きく広げて結う
出羽ノ龍:
「力士が一番最初に入門した時はみんな、大銀杏結いたいって憧れで入ると思うので、みんなの憧れのちょんまげの形ですね」
御嶽海:
「特別の中のまた1個上、2個上。大銀杏というのは、そのくらい特別なもの」
■16歳の挑戦 修業は続く

憧れの“大銀杏”を結う日々を目指し、修業に励む
力士にとっても床山にとっても特別な存在の「大銀杏」。簡単に結えるものではありません。
床力さん:
「(大銀杏を結えるまで)一般的には5年〜10年って言われていますね。ずっと僕らも修業で、きょううまくいったって日は、1場所に1回あればいい方」
床空さん:
「かっこよかったです。自分は大銀杏結えないんですけど、やっぱり憧れます」
「床山」として歩み始めたばかりの16歳。憧れの「大銀杏」を結える日を目指して修業の日々は続きます。
床空さん:
「大銀杏は憧れ。力士ではないけど、床山だけど。自分も早く一人前の床山になって、大銀杏を結えるようになりたい」

