■海外転勤で両立できず“脱サラ”決意

今は「ボウリング漬け」の毎日
高校卒業後は地元・愛媛で精密機械の製造会社に就職。
仕事とボウリングを両立する毎日が続いていましたが―。
虎尾貴之選手:
「インドの工場で現地民の製造の指導をしてました。海外に行っていた時はかなり忙しかった」
まさかの海外転勤。ボウリングができない環境に置かれ、専念できる場所を模索するように。
そんな中、2025年、県の協会関係者に誘われたことをきっかけに、退職を決意。
県所属の選手になりました。
今はまさに「ボウリング漬け」の毎日。
最低でも1日12ゲームは投げ込み、腕を磨いています。
虎尾貴之選手:
「ボウリングってメンタルスポーツな部分が大きいので、いかに冷静に同じ動作ができるかどうか。極力自分の中でタイミングや投げるフォームを同じように繰り返す意識で練習している」
■仲間が語る「驚異の精度」

虎尾選手とチーム戦でペアを組む東麟太選手
この日、一緒に練習していたのは同じ国スポ選手の東麟太選手(21)。
東麟太さん:
「(虎尾選手はどんな選手?)精度(がすごい)。オイルの変化はあるんですけど、基本同じ場所を狙って、同じ所にボールが行くようにすれば同じようなボールのアクションが出るので、一つストライクのラインを見つけたらそこを逃さない精度が本当に素晴らしい」
チーム戦ではペアも組んでいる2人。
練習中もこまめにコミュニケーションをとります。
虎尾貴之選手:
「スピードの強弱は4歩の方が遅い?」
東麟太選手:
「丁寧に投げられる、4歩の方が」
東麟太さん:
「2人とも試合で緊張するタイプではないので、普段通り冷静に、アツくなるところはアツくなって、どちらかが崩れてしまう時間があると思うが、お互いコミュニケーションを取り合ってうまくいけたら」
■国スポで目指す「開催地優勝」

虎尾貴之選手
正確なコントロールで次々とストライクを出す虎尾選手。
挫折も栄光も経験し、さらなる高みを目指すために信州へ―。
2年後の国スポで開催地優勝を狙います。
ボウリング 国スポ選手・虎尾貴之選手:
「個人戦、チーム戦、優勝を目指して頑張っていきたい。今後、僕自身が、若手選手も今たくさんいますので、その中で一つの目標であり続けるために頑張りたい」

