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磐越道バス事故「他人事ではない」 部活動の地域展開で増す移動距離・送迎負担が課題 長野日大が子供の送迎サービス 急ブレーキ、急ハンドル“危険運転数”カウントして見守り「送迎と安全はセット」

■費用や送迎が壁に…参加率が低下

地域スポーツ・文化クラブ連携委員会・櫻ヶ岡中・柳沢新 教諭

以前は、全校生徒の約7割が部活に参加していましたが、地域展開が進むにつれ参加率が低下。

学校は実態調査を進めています。

これまでの気軽さが消え、「費用や移動などが壁になるケースも今後増えるのでは」と心配します。

地域スポーツ・文化クラブ連携委員会・櫻ヶ岡中・柳沢新 教諭:
「生徒がやりたいって気持ちがあっても、家庭の事情、(親の)仕事が忙しいってこともあるので、送迎の問題で参加できなくなってしまうのは残念な気持ちがあります」

また、移動が生じる関係で活動のスタートが遅くなり、暗くなってから自転車で帰宅するケースも増えているといいます。

■共働きの「両親の負担減らしたい」

練習に参加する佐藤さん(右から3人目)

長野日大学園は地域展開の受け皿の一つ。

サッカークラブ「ブリジャール」には67人が在籍し、長野市内の別の中学校10校の生徒も参加しています。

送迎サービスを利用する佐藤さん。

両親が共働きで、弟と妹にもそれぞれ習い事があり、「親の負担を軽くしたい」と利用を決めました。

佐藤央汰さん:
「(理由は)親の負担が減ること。家事とか送迎とかやりくりしてくれているので」

さらに―。

佐藤央汰さん:
「(グラウンドに)早く着いて、余裕ができてのびのびサッカーができるように。仲間と協力して点を取ったり勝ったりするのが楽しいです」

■磐越道バス事故「他人事ではない」

長野日本大学学園・添谷芳久 理事長

そんな中、福島県の磐越道で起きた部活動の遠征バスの事故。

移動時の安全管理の重要性が改めて浮き彫りになりました。

長野日本大学学園・添谷芳久 理事長:
「(学園でも)県外に遠征に行くことがかなりある。(事故は)他人事には思えない。安全意識をさらに高めたいと思いました」

■危険運転数をカウントして見守り

「見守りつき送迎サービス」

送迎サービスを始めるため、導入したシステムがあります。

長野日本大学学園・添谷芳久 理事長:
「動き出しますね。地図が表示された。今、ちょうど国道を移動しているのが見えます」

「見守りつき送迎サービス」。

パソコンに示されるのは、車両の位置や速度など、送迎バスのリアルタイムの運転状況です。

さらに、赤く示された数字は―。

長野日本大学学園・添谷芳久 理事長
「危険運転数ということで、急ブレーキ、急アクセル、急ハンドルの数がカウントされていく。ここが一番大事な部分。危険運転のカウントがあるかないか」

運転は安全が最優先。

渋滞が起きても抜け道は使わず、決まった道を行きます。

長野日大ラボ 部活動コーディネーター・原大助さん:
「時速20キロ(を出す)まで5秒かける安全対策があって、アクセルペダルに足をポンと置いて、足の重みがそのままスピードになっていく感じ。乗ってる子供たちが不安になることが一番いけない。心が安定した状態をつくる。それが保護者の安心にもつながる」

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