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軽井沢の隣町の里山に“ドイツ出身女性のパン店” 「故郷の味が恋しくて」始まった挑戦 8年継ぐ酵母で作るライ麦パンが話題 「本当に好きな味を届けたい」店主が“ご機嫌”を運ぶ小さな店の物語 #3

■「私のためのものをここで作っています」

グーテ・ラウネ(長野県御代田町)

「グーテ・ラウネ」では、ライ麦パン以外にも本場ドイツの味を表現した商品が並びます。

甘さ控えめのシナモンロールは、マリアさん自身がおやつによく食べる品で、プレッツェルも本格的なドイツの味わいを大切にして作られています。

吉田・デイコフ・マリアさん:
「私のためのものをここで作ってます。私これがもう大好きで、おいしいからみんな食べてください、という感じ」

自分が本当においしいと思うものを作り、それを人と分かち合う喜びが、このお店の原動力になっているのがよくわかります。

試食用を用意して、客にパンの味を知ってもらうことを大切にしているマリアさん。

吉田・デイコフ・マリアさん:
「お客さんとの接することが、大変楽しい時間になってます」

店を持つ前には想像もつかなかった喜びが、今のマリアさんを動かしています。

■新たな夢「ライ麦粉を御代田産に」

オープンから約10か月。

地元の客や常連客を中心に、「グーテ・ラウネ」はじわじわと存在感を高めています。

常連客:
「毎週通わせていただいてます。マリアさんに会いに来てます」

小さな店が地域に生み出しているにぎわいと笑顔は、本物です。

マリアさんには近い将来への夢があります。

吉田・デイコフ・マリアさん:
「一番最初は、やはりライ麦粉を御代田産のものにしたいなと思ってます、近いうちに」

故郷ドイツへの郷愁から始まったパン作りが、今度はこの土地の恵みと結びつこうとしています。

静かな里山に吹く新しい風は、少しずつ、しかし確かに、この地域の景色を変えていこうとしています。

※この記事は、2026年4月10日にNBS長野放送でOAした「フォーカス信州 DJ KOOの軽井沢パン DO DANCE」をもとに構成した内容です。(全3回の記事その3)

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