YouTube X Instagram

名物「どりこの焼き」30年ぶり復活 140年続く老舗菓子店が“駅前”にカフェ開店 駅そばを意識した“牛すじそば”、高校生まで200円引きメニューも 「篠ノ井駅のランドマークに」5代目の挑戦

どりこの焼き(1個180円)

長野市で140年以上続く老舗菓子店が5月1日、篠ノ井駅前にカフェをオープンさせました。生まれ育った地元をもっと元気にしたい。かつての人気商品も復活させ、5代目店主の新たな挑戦が始まりました。

■駅前に「新たなカフェ」オープン

千歳屋本店 駅前カフェ店

アツアツの「そば」に、あんこがたっぷりのった「あんみつ」も。

5月1日、長野市の篠ノ井駅前に新しくオープンした「千歳屋本店 駅前カフェ店」です。

2025年4月に閉店した焼き鳥店を改装し、そばなどの食事メニューや甘味、和菓子などを提供しています。

千歳屋本店 駅前カフェ店・水野一平さん:
「『あんみつ』も寒天の部分は和三盆糖で煮てるんですよ。だから甘みがすごく早く引くようになってて」

店主は、長野市篠ノ井出身の水野一平さん(47)です。

水野一平さん:
「篠ノ井は大好きな街なので、盛り上げたいという気持ちはありますね。誰もが気軽にお茶とおそばを頼んだり、ちょっと一杯飲んで帰れるような、そんな雰囲気のあるお店になれればいい」

■店主は、140年続く老舗の5代目

「千歳屋本店」で販売される「千歳サンド」

水野さんの店は他にも。

水野さんは、長野市川中島町の菓子店「千歳屋本店」の5代目です。

1883(明治16)年創業、140年以上の歴史を持つ老舗で、5代目就任を機に2025年、店をリニューアルしました。

また新たな商品も開発。

どら焼きの皮に「ピスタチオ」や「塩キャラメル味」などのバタークリームをたっぷりはさんだ「千歳サンド」を考案。

全国から注文が入る店の看板商品になりました。

洋菓子も和菓子も取りそろえた人気の店が、なぜカフェを始めたのか―

■30年ぶりに復活“どりこの焼き”

祖父の時代のガス台で「どりこの焼き」を焼く水野さん

水野一平さん:
「『どりこの焼き』を復活させたい、やりたいなと思っていて、(店舗を)探し回った挙句、篠ノ井の一番、玄関口が空いたのでここでやろうと」

出店のきっかけになったのが、「どりこの焼き」です。

小麦粉の生地にあんこを入れて焼いたいわゆる「今川焼き」で、「どりこの焼き」という名前は、長野市の一部店舗の呼び方だそうです。

水野一平さん:
「祖父の代にこれを田んぼの時期だけ売ってたんですよ、田植えの季節だけ。少しでも人が集まってもらえるものをやろうと」

生地を焼くガス台は祖父の時代のもの。

「どりこの焼き」は、今から30年以上前の店の人気商品でしたが、1991年に現在の場所へ移転した際、道具を置く場所がないなどの理由で、作られなくなったそうです。

今は、市内でも提供する店が減ったことから、「新しい店の名物に」と考え、復活させました。

  • facebook
  • twitter
  • LINE
長野放送ニュース

最新記事はこちら

こちらもおすすめ

記事一覧へ