■「2人でできる」大きな励み

仕事前に踊りを確認
丸山さんは、仕事の際は実家のある埼玉から諏訪に通い、秋には上諏訪芸妓として「店出し」する予定です。
稽古も、お座敷もたった1人で奮闘してきた美代遥さんにとって、仲間が増えたことは大きな励みになっています。
上諏訪芸妓 美代遥さん:
「ニーズに応えられるようになったのが一番。そろっててきれいだなとか、掛け合いがあるなとか、見て楽しんでいただける。2人でできるっていうのがものすごくありがたいし、楽しいなって思ってます」
■地元も期待「文化の伝承を」

諏訪商工会議所の「観桜会」
この日は、社会人として最初の仕事へ。
満開の桜が雨に打たれる中、毎年恒例、諏訪商工会議所の「観桜会」です。
雨で踊りの披露は中止になりました。
宴席を回り、盛り上げます。
地元の男性:
「木遣り、昔鳴いてたもん、こんくらい(幼い頃)から」
諏訪ということで話題に上るのはやはり、2028年に控えた「御柱祭」。
地元の男性:
「ぜひ盛り上げていただきたいと思いますね」
上諏訪芸妓 美代遥さん:
「木遣りも鳴いて、頑張りたいと思います!」
地元の観光関係者も美代遥さんの活躍に期待しています。
諏訪湖温泉旅館協同組合・伊東克幸 理事長:
「昭和の時代には戻れないと思うんですけど、新しい文化の伝承をお願いしたいという期待があります」
■新たな挑戦 琴奏者とコラボ

プロの大正琴奏者・心馬さん(響宴 琴音と舞の調べ)
4月12日、美代遥さんにとって新たな挑戦となる舞台が。
プロの大正琴奏者・心馬さんとのコラボレーションです。
共に、2026年春大学を卒業し、本格始動する22歳の若手同士。
♪「春雨」
琴の音色に合わせて舞う美代遥さん。観客を魅了しました。
上諏訪芸妓 美代遥さん:
「意外と親しみやすいんですよっていうのを感じていただきたいし、美代遥さんきれいだった、おもしろかった、今度会ってみたいなと思っていただけたらいいな」
観客:
「視線の一つ一つからすごく細かくて感動しました」
「美代遥さんがこれから大手町をもう一回、復活させてくれることに期待してます」
■「上諏訪芸妓」の華やぎを再び

上諏訪芸妓 美代遥さん
芸妓の道を突き進むことを決めた美代遥さん。
自身の芸を磨きつつ、「上諏訪芸妓」の華やぎを取り戻したい。
そのための「新たな一歩」を踏み出しました。
上諏訪芸妓 美代遥さん:
「(目指すのは)諏訪の芸妓さんを呼ぼう、じゃなくて、諏訪の芸妓の美代遥がお気に入りだからちょっと呼んでいい?って(なるように)。そのためにはやっぱり、仲間を増やさなきゃいけない。諏訪が栄えていくのに合わせて、私たちも栄えていけるようにしていきたいと思います」

