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46%が外国人スキー客 “白馬”を世界水準のリゾートに 553人が挑んだ第80回大会 「白銀のステージで演じきる」草レースの醍醐味 地元の情熱”リーゼンスピリット”が描く未来(第2章/全2章)

■「出場することは選手の誇り」

笹川陽子さん(劇団ささがわ)

完走した選手に贈られる完走証明書は、選手たちにとって大きな誇りだ。さらに、規定タイムを上回ると贈られる黒・青・赤の三色バッジは、スキーヤーにとっての勲章として珍重されている。

部門ごとに行われる表彰式では、大会の生みの親・福岡孝行が寄贈した盾による福岡賞が男子2部の優勝者に贈られた。

女子2部でこのクラス4位に入賞した陽子さんは、大会を終えてこう語った。

「今まで80回出てこられた方々があって今があって、これをずっと続けていくには、若い世代がもっとこの大会を通して得るものを感じて、出て初めて共感できる、気持ちの共有や体験の共有がすごくあるので、そういうのを一人でも多くの人と分かち合いたいです」

八方尾根開発で36回目の大会に出場した今井佳久さん、東京大学大学院で工学を研究しながら白馬への思いを胸に出場する深澤佳太さん、「あと80年ぐらい出たい」と語る若い選手たち、それぞれが白馬の雪上に自らの軌跡を刻んだ。

80年前、福岡孝行がこの八方尾根にスキーコースの夢を描いてから、脈々と刻まれてきた誇りの軌跡。選手と地元の人たちのスキーへの情熱、リーゼンスピリットがある限り、リーゼンスラローム大会はこれからも未来へのシュプールを描き続ける。
 (完/全2章)

この記事は、NBSフォーカス信州「白馬を滑る 誇りの軌跡〜リーゼンスラローム80年の物語〜」(制作:長野放送/放送:2026年3月27日)をもとに作成しました。

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