
地域猫
「保護猫」への関心が高まる中、2月14日、長野市保健所が「地域猫」をテーマにした講座を開きました。保護猫支援を続けるパリ五輪柔道・金メダリストの出口クリスタさんも参加し、飼い主のいない猫との向き合い方を、120人と一緒に考えました。
■4匹の保護猫と暮らす日々

左からムスビ、シャケ、マヨ、ツナ
パリ五輪の柔道・金メダリストで、長野県塩尻市出身の出口クリスタさん。
2月14日、長野市保健所が開いた猫講座に登場しました。
動物好きで知られるクリスタさん。
山梨県を拠点に競技生活を続けながら、保護猫の支援に力を入れています。
自宅で一緒に暮らすのはツナ、マヨ、シャケ、そしてムスビ。
いずれも保護した4匹です。
出口クリスタさん:
「練習で疲れた後に帰って猫にごはんあげたりとかすることが生活のリズムに。(4匹は)柔道以外のところでも常に幸せでいられる(ための)パートナー。もう猫は本当に全てがいとおしいですね。ネットニュースになりそうですね『全てがいとおしい』って(笑)」
■地域で見守る「地域猫活動」

講演する出口クリスタさん
そんなクリスタさんが参加したのは、「飼い主のいない猫にできること」を学ぶ講座です。
関心を寄せるのは、家に迎えきれない猫を地域で見守る「地域猫活動」。
猫は繁殖力が高くあっという間に増えるため、野良猫の発情期の鳴き声やふん尿などに悩まされる地域は多くあります。
「地域猫活動」は猫の繁殖を抑え、住民が餌やトイレなどを管理する取り組みです。
■不妊去勢手術の効果は

"耳カット"
移動手術車で各地を巡り不妊去勢手術を行うしんけん動物病院の松木院長は、その効果について―。
地域猫活動アドバイザー・松木信賢 獣医師:
「(地域猫活動のある地域では)皆さん、口をそろえて『本当に静かになりました』って言うんです。路上で(事故などに遭い)死んでしまう猫の数は半分くらいまで減ってきます」
保護したペットの「殺処分ゼロ」に取り組む長野市では、年間1000匹前後の野良猫の不妊去勢手術が行われています。
市はふるさと納税で寄付金を募り、オス1万円、メス1万3000円の手術代を助成しています。
出口クリスタさん:
「"サクラ猫"って言いますよね。不妊去勢(手術)したら耳をカット。右耳なら男の子、左耳なら女の子とかって(決まり)あるんですか?」
地域猫活動アドバイザー・松木信賢 獣医師:
「左耳がメス、右耳がオスって言われてるけど、これが決まりってものではなくて、あくまでも手術されていることがわかる意味合いでの"耳カット"」

