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伝統玩具に新たな命を!けん玉×ダンスで世界へ挑む高校生 塩尻・1-TAROの挑戦 床の無数の傷が物語る練習の日々…木材工芸学ぶ理由は「けん玉への愛」 夢は自作けん玉で世界目指す

■「自分を輝かせてくれる道具」小学生から磨いた技

 

都市空間を舞台にしたアーバンスポーツの世界で信州から世界に挑む。長野県塩尻市の高校生、竹内一太郎、ダマーネーム1-TARO。伝統的な玩具として知られるけん玉をダンスと融合させた「フリースタイルけん玉」で魅了。2025年、広島で開催された「けん玉ワールドカップ」での挑戦に密着しました。

1-TAROがけん玉と出会ったのは小学1年生の頃。おもちゃのけん玉で遊んでいた時、たまたま技が決まった瞬間の感覚が忘れられませんでした。

「やばーい。えー入っちゃったんだけど、みたいな。それがもう、気持ち良くて」と当時を振り返ります。

小学2年生からは、松本市のけん玉コミュニティ「Zuku Kendamas」に所属。代表のはらぼーさん指導のもと、メキメキと腕を上げていきました。

「会うたびにどんどん色々(な技)ができるようになっていく。自分からこれやってみたい、あれやってみたいってどんどん聞いてくれる」とはらぼーさんは語ります。

自宅の床には、無数の傷が残っています。けん玉を何度も落としてできた跡。長年の練習の証です。

弟のハルボーさんと共にほぼ毎日練習を続ける1-TARO。現在、木曽青峰高校の1年生。

「けん玉もそうなんですけど、何かちょっと木と関わっていけるような仕事に就きたい」。木材工芸に強みのある学校を選んだのは、けん玉への愛があったからこそでした。

■ダンスと融合、個性を爆発させるパフォーマンス

塩尻市の高校1年生 竹内一太郎(1-TARO)

1-TAROのスタイルが大きく変わったきっかけは、アーバンスポーツの普及活動を行うコミュニティ「DIGXS(ディグス)」との出会いでした。

他のカルチャーから刺激を受け、1-TAROは「もっと自分なりに表現してもいいんだ」と気づきました。

「自分を輝かせてくれる道具というか、ダンスとかしながらとかもできるんで、一度に同時にやりたいことを一気にできる」

音楽に合わせて様々な技を自由に繰り出すフリースタイルけん玉。ダンスの要素を融合させ、ステージを大きく使ったパフォーマンスが1-TAROの最大の武器です。

所属チーム「Zuku Kendamas」では、毎月県内各地で練習会やパフォーマンスを実施。この日はバスケットボール3×3の試合会場で、チームメンバーとともに観客を盛り上げました。

「ドキドキするという感じより、お客さんをどう楽しませようかなみたいな。今日はこういうお客さんがいるからこういう感じで見せようとか、気持ちを入れ替えてやってます」

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長野放送ニュース

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