年末は、事故や犯罪が増える傾向にあります。12月15日から年末の交通安全運動と特別警戒が始まりました。長野県松本市では東京ヤクルトスワローズの赤羽由紘選手が一日警察署長として警戒を呼びかけました。
松本警察署の一日警察署長を委嘱されたのは、松本市出身でプロ野球 東京ヤクルトスワローズの赤羽由紘選手です。
プロ5年目の今シーズンは初の開幕スタメンに抜擢され、103試合に出場と躍進しました。
出陣式では、臥雲市長とキャッチボールをしながらクイズに挑戦。2026年9月に改正される生活道路の法定速度の質問には、球の速さで回答しました。
計測した警察官:
「はい、35キロです」
司会:
「ちょっと速いですね。5キロオーバーなので反則金は9000円ですね」
正解は「30キロ」です。
東京ヤクルトスワローズ・赤羽由紘選手:
「野球の世界では、ほんの少しの油断や判断の遅れがプレーの結果を大きく左右します。交通安全や特殊詐欺も同じで、自分は大丈夫という気持ちほど危ないものはありません」
今年の県内の交通事故は12月14日までで4251件、死者は40人で、どちらも前年から減少しています。
一方、「電話でお金詐欺」と「SNS型投資・ロマンス詐欺」被害は11月末時点で398件・34億4000万円以上と、前年を大きく上回っています。
東京ヤクルトスワローズ・赤羽由紘選手:
「番号00なので、事故だったり詐欺が本当にゼロになればいいなと思っています」
年末の交通安全運動と特別警戒は大みそかまで続きます。

