■一歩ずつ着実に 異業種への挑戦

「ドリップ」
続いては、ドリップ。
山ノ内町でコーヒー店経営・西野智史さん:
「最初、いいなあ」
テイスティングした人:
「これで余韻が出てくれたらめちゃめちゃうまい」
西野さん:
「ですね、可能性はある」
プロの意見は―。
山ノ内町でコーヒー店経営・西野智史さん:
「風味的にもブラッドオレンジ系と、後味、余韻がほうじ茶っぽいので、もうちょっと特徴が出てくればすごく面白いコーヒーになるんじゃないかと」
亀山珈琲焙煎所・亀山陽介さん:
「正直な話、他と比べたらっていったところではまだまだ物足りなさっていうのはあるけど。(商品化できる?)商品化できると思いますけど、焦らず質と量をそれぞれ上げていくのが重要」
試飲会を終えて―。
アート金属工業・中曽根英明さん:
「(手ごたえは?)上出来ですよ、本当に。(味は)まだまだですけれども、少しずつでも特徴のある味、プロから認めていただける味を目指していく」
「商品化」に向けてはまだまだ課題がありますが、一歩ずつ着実に歩みを進める「信州産コーヒー」。自動車部品メーカーの「異業種への挑戦」は続きます。

