
長野日大高校・岸本莞爾選手
12月21日に京都で行われる全国高校駅伝に出場する長野日大の戦力や意気込みを取材しました。

長野日大高校・田中秀磨主将
都大路に挑む長野日大。2年連続4回目の出場です。
長野日大高校・田中秀磨主将:
「今はしっかり都大路に向けて、全員がけがなく、いい状態で練習が積めていると思う」
県大会では佐久長聖に次ぐ2位だった長野日大。その後の北信越大会では4区・田中の区間賞の走りなどもあって3位入賞を果たし、各県予選1位を除いた最上位校に与えられるブロック枠出場権を手にしました。
2年連続の出場となりますが、2024年はレース直前に一部の選手がインフルエンザにかかるなどしてメンバー変更を余儀なくされ、力を発揮できず51位に終わりました。

長野日大高校(11月27日)
2024年、メンバー入りしながら走れず悔しい思いをしたのが3年の岸本莞爾選手です。
長野日大高校・岸本莞爾選手:
「後を引きずるタイプではないので、去年の結果がどうこうというよりは、今年最後、3年間みんなでやってきたものを見せようと考えて今年は臨みたい」
岸本選手は標高の高い山道を走る「スカイランニング」の世代別日本代表に選ばれ、2023年の世界選手権では銀メダルも獲得した実力の持ち主。
コース後半に上り坂が続く最長区間(10キロ)1区を走る予定です。
長野日大高校・岸本莞爾選手:
「残り1カ月、都大路にフォーカスして調整することができれば、自然とある程度の結果はついてくると思う」
今年はチーム全体の底上げもでき、8位以内、初の「入賞」を目指します。
長野日大高校・山田憲一監督:
「だいぶ夏は走りこんできたので、すべての選手がある程度、8km以上の距離をこなせるだけの力がついて、区間変更があったとしても昨年みたいな状況は起きないと思う」
長野日大高校・田中秀磨主将:
「上位のチームと戦って応援していただいている人たちに勇気を少しでも与えられるような走りをしたいと思う」

