
観光客を女将が出迎え
11月26日は、語呂合わせで「いい風呂の日」です。長野県山ノ内町の湯田中渋温泉郷では、旅館の女将や園児などが、電車で訪れる観光客を出迎えました。

特産のリンゴが浮かべられた足湯
開湯から1300年余りの山ノ内町の湯田中渋温泉郷。「いい風呂の日」に合わせ、湯田中駅前の足湯には、特産のリンゴが浮かべられました。
訪れた人:
「温かくて気持ちいいです」
駅の近くでは他にも、「おもてなし」がー。

観光客を園児たちが出迎え
よませ保育園の園児らが並んだのは長野電鉄の線路沿いです。手には「ようこそスノーモンキータウンへ」と書かれた横断幕も。電車で温泉を訪れる乗客のお出迎えです。
終点の湯田中駅では、浴衣姿の旅館の女将たちが準備をしていました。
これは、地元の観光局が企画した観光客のおもてなしイベントです。
長野駅を出発した特急電車が湯田中駅に近づくと―。
園児:
「ばいばーーい」
沿線の5カ所で住民など約100人が出迎えを行いました。
終点・湯田中駅に到着―。
旅館の女将たち:
「ようこそ、湯田中渋温泉郷へ」
観光客:
「到着したばかりだけど、全然知らなかったから驚いたわ」
「いいですね。やっぱりうれしい」
参加した女将:
「風呂三昧していただいて帰ってからもこんなところが良かったよとお話しいただいて、渋温泉・湯田中温泉を盛り上げていってくれたらうれしい」
山ノ内まちづくり観光局の事務局長:
「お客さまの笑顔もうれしかったし、お手伝いいただいた宿泊事業者・女将さんの笑顔も見られたので大変良かったと思う」
観光局は、こうしたイベントを通じて、官民一体でおもてなしの機運を高めていきたいとしています。

