YouTube X Instagram

完走すれば「新米3キロ」もらえる 米俵を担いで走るマラソン大会 500人余りが力走 参加者「政府も頑張って米を安くして」

米俵マラソン

長野県飯島町では11月23日、米俵を担いで走る恒例のマラソン大会が開かれました。
完走すれば新米3キロがもらえるとあり、参加者は歯を食いしばりながら走っていました。

思い思いの衣装を着てゼッケンをつけた選手たち。

皆、米俵を担いでいます。

参加者:
「完走するぞ」

号砲とともに米俵を担いだランナーたちが一斉に走り出しました。11月23日、飯島町で開かれた「米俵マラソン」です。

地域のわらで編んだ米俵の重さは3キロ。ランナーたちは、手で持ったり、背負ったりしながら5キロまたは10キロの距離を走ります。

沿道で応援する人:
「ガンバ、ガンバ、エビガンバ」

11月23日は、すっきりと晴れて、絶好のマラソン日和に。コースは起伏に富んでいて、上り坂の部分では、歯を食いしばりながら走る様子も見られました。

完走したランナーたちには、景品として新米3キロが渡されました。

新米3キロを受け取ったランナー:
「ありがとうございます。やったよー」

また、新米のおにぎりと豚汁も振る舞われ、完走のごほうびを味わっていました。

東京から(5キロ完走):
「坂があってとてもきついコースなんですけど、沿道の方が温かく応援してくださるので、楽しんで走りました。おいしいお米もいただけて、それも楽しみで、おうちに帰って堪能したい」

長野市から(10キロ完走):
「沿道の方が温かく応援してくださってとても楽しい大会でした。わらで編む米俵の文化が飯島町で残っていけばいいなと思います」

飯田市から(5キロ完走・83歳):
「ありがたい、おいしいお米をいただいて。政府もしっかり頑張ってもらってなるべく安くしてもらいたい」

  • facebook
  • twitter
  • LINE
長野放送ニュース