
板前 小笠原理香さん
卓越した技能を持つ職人などを称える「信州の名工」に2025年度、16人が選ばれました。長野市の和食料理人の女性は「一生、勉強」と話しています。
見事な包丁さばきで大根を飾り切り。
「桔梗の花」が出来上がりました。
長野市の日本料理店「ゆ庵」の板前、小笠原理香さん50歳です。
小笠原さんは大学で英語を学び、卒業後、料理の世界に進みました。
旬の食材をふんだんに使った和食は、繊細な味と色彩で多くの人を魅了し、全国規模のコンクールで授賞を重ねてきました。
6年前に旭日双光章を受章した師匠と2人、謙虚に食と向き合い奥深い料理を生み出しています。
小笠原理香さん:
「本当に信州は食材も豊富ですし、信州のものをずっと扱っていきたい。もう本当に、一生勉強ですね」

