関東地方では「警報級の大雨」の可能性　1日夜のはじめ頃にかけて、雷を伴った激しい雨の降る所が

降水短時間予想

気象庁は関東地方では、1日夜遅くにかけて、低い土地の浸水や河川の増水、土砂災害に注意・警戒するよう呼びかけています。また、落雷や竜巻などの激しい突風、降ひょうに注意が必要です。

関東甲信地方の上空約5500メートルには、氷点下12度以下の、この時期としては強い寒気が流れ込んでいて、また、伊豆諸島の東に低気圧があって、東北東へ進んでいます。

関東地方では、上空の寒気や低気圧に伴う湿った東よりの風の影響で、大気の状態が非常に不安定となって、局地的に雷を伴い激しい雨が降っています。

関東地方では、引き続き1日夜遅くにかけて、大気の状態が非常に不安定となる見込みだということです。

■雨の予想

関東地方では、引き続き1日夜のはじめ頃にかけて、雷を伴った激しい雨の降る所がある見込みで、雨雲が予想以上に発達した場合や、発達した雨雲がかかり続けた場合には、警報級の大雨となる可能性があるということです。

・1日に予想される1時間降水量（多い所で）
　　関東地方北部　30ミリ
　　関東地方南部　30ミリ

・1日午後6時から2日午後6時までに予想される24時間降水量（多い所で）
　　関東地方南部　50ミリ

気象庁は関東地方では、1日夜遅くにかけて、低い土地の浸水や河川の増水、土砂災害に注意・警戒するよう呼びかけています。

また、落雷や竜巻などの激しい突風に注意が必要です。発達した積乱雲の近づく兆しがある場合には、建物内に移動するなど安全確保に努めてください。

降ひょうのおそれもあるので、農作物や農業施設の管理にも注意してください。