9月24日の公判では、被害者参加人として裁判に参加している遺族の意見陳述が行われ、被害者の思い出や現在の心情を語りました。
その中で遺族は「どれだけ攻撃されて傷ついたか、どんな恐怖だったか想像もできない」「4人の命を奪っておきながら、この先も生き延びるなんてあり得ない」「(被告人に)死刑しか望みません」などと訴えました。
そして、24日午後、検察は「いずれの犯行も確定的な殺意に基づく冷酷なもの。被告の生命軽視は顕著」「4人を殺害した結果は誠に重大、ほかに類をみない悪質、刑事責任は極めて重大。妄想症を考慮しても死刑を回避すべき事情がない、死刑を選択することはやむを得ない」などと指摘し、被告に死刑を求刑しました。
裁判は、9月26日に弁護側の弁論が行われて結審します。判決は10月14日に言い渡される予定です。
【速報】長野4人殺害事件 青木政憲被告(34)に死刑を求刑 検察「確定的な殺意に基づく冷酷なもの」「ほかに類をみない悪質、刑事責任は極めて重大」と指摘 判決は10月14日
