
永井智菜さん(11)と斉藤彩羽さん(10)の小学生ウクレレデュオ
小さなウクレレ奏者たちです。長野市の小学6年生と5年生の女子児童2人が2025年「デュオ」を結成。8月30日、茅野市で開かれた音楽フェスティバルに参加しプロ顔負けの演奏を披露しました。

茅野市民会館「信州ウクレレフェスティバル」(8月30日)
信州に響く南国の音色。8月30日に茅野市で行われた「信州ウクレレフェスティバル」です。
海外でも活躍するプロの演奏が続く中―。
「tomo&iroです」。
見事な演奏を披露する小学生「デュオ」が―。
長野市松代町の永井智菜さん(11)と斉藤彩羽さん(10)です。
小学生ウクレレデュオ・永井智菜さん(11):
「間違えないようにと思いながらも、楽しいなと思って弾いていました」
小学生ウクレレデュオ・斉藤彩羽さん(10):
「聴いてくれているみんなを、楽しませられてよかったです」

4歳からウクレレを始めた智菜さん(提供:永井さん)
智菜さんは4歳の頃にウクレレを始めました。母親の祐美さんが育休中の趣味として始めたウクレレが家にあったことがきっかけです。
永井智菜さん:
「ギターって大きいし弦がたくさんあるから4歳では弾けなかったけど、ウクレレだとミニだから弾きやすかったです」
その後、黒田亮介さんが講師を務めるギター教室に通い練習を重ねました。
そして―。
愛知県で開かれた全国コンテストに大人に混ざって出場。演奏だけでなく、表情やパフォーマンスも審査される部門で初出場ながら見事、1位に当たるMVPを獲得しました。
永井智菜さん:
「初めてのコンテストだったから、(MVP)取れてうれしいです」

6歳からウクレレを始めた彩羽さん(提供:斉藤さん)
彩羽さんは6歳の頃に始めました。黒田さんの教室の体験会に参加し、のめりこんでいきました。
斉藤彩羽さん:
「ギターとは違って弦は4本あって、その中で曲を弾くことが楽しいです」
2人が「デュオ」を結成したのは2025年4月。彩羽さんがギター教室で一緒だった智菜さんに声をかけました。
斉藤彩羽さん:
「1人(ソロ)だと支えてくれる人がいないから、智菜ちゃんがいると安心できます」
永井智菜さん:
「デュオは2人で音を合わせるので、2人の音があった時にすごく楽しい」