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「道に迷い下山できない」単独登山の61歳男性がルート誤り遭難 岩場に身を寄せ一晩過ごし、翌朝救助 長野県川上村の天狗山付近

長野放送

8月31日、長野県川上村の天狗山付近(標高約1685メートル)で長野県佐久市のアルバイトの61歳男性が道に迷って行動不能となり、9月1日朝、救助隊員に救助されました。

8月31日午後5時半ごろ、本人から「道に迷って、下山できない」と警察に救助要請がありました。

男性は31日、日帰りの予定で単独で川上村大深山の天狗山に入山しましたが、ルートを誤って道に迷い、行動不能となりました。警察はビバークを指示、男性は岩場に身を寄せて一晩過ごしたということです。

1日早朝から佐久警察署山岳遭難救助隊員が捜索にあたり、午前9時頃、男性を救助し、一緒に歩いて下山しました。

男性は疲労しているもののけがはないということです。

長野県内の山岳では遭難が相次いでいます。県警は「自分の技量に見合ったルート選びをする」「余裕ある登山計画を立てる」「夏でも雨や強い風にあたると低体温症になる」「こまめに休憩を取り、意識して水分・エネルギーを補給する」「下山するまで体力や集中力を切らさない」など注意を呼びかけています。

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