
ポストカー
国内に1台しかない珍しい車です。郵便局と車を組み合わせた「ポストカー」が8月31日、長野市のイベント会場にお目見えしました。
赤い車体に郵便ポストのマーク。日本に1台しかない、移動型郵便局「ポストカー」です。8月31日、長野市のセントラルスクゥエアにお目見えしました。
手紙やはがきを投函できるほか、撮影した写真をその場で絵はがきにするサービスも行っています。
8月31日も多くの家族連れなどが訪れ、思い出の一枚を投函していました。
市内から(子ども):
「(なんて書いた?)つみき」
「うれしいです」
市内から(母親):
「ポストカーに前に会ったことがあったので、また来たから子どもと来たよって書きました。(スマホやパソコンで文字を)打つんじゃなくて、自分でたまに書くといいなって」
市内から(子ども):
「ままありがとう、ままだいすき(って書いた)」
市内から(父親):
「手紙書かないですね、年賀状を数枚書くくらい。温かみがありますよね、今のメールとかじゃなくて、とてもいいと思います」
ポストカーは2019年から全国を回っていて、これまでに40カ所以上で2万5000通を超える手紙が投函されてきたということです。
スマホやパソコンが普及する中、日本郵便は、「こうした機会に手紙の良さを再認識してもらえれば」としています。
日本郵便・藤井薫子さん:
「これをきっかけに手紙っていいなって思ってもらえることを大事にしています。誰かに伝えたい思いを手書きにのせていただくのが一番の魅力」