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「うわー辛い」北信濃の夏の味『ぼたんこしょう』トウガラシの一種で刺激的な辛みが特徴 郷土食の「やたら」に「油味噌」

中野立志館高校の生徒

この日、地元・中野立志館高校の生徒も収穫を体験していました。生徒たちは、授業の一環で、栽培から収穫、そして、商品開発などを行っています。

岸本気象予報士:
「自分で育てたぼたんこしょうが商品になるのがモチベーションに?」

中野立志館高校3年・平田愛菜さん:
「最初、ぼたんこしょうって何だろう?からみんな始まって、実際にこうやってできているのを見ると、うれしくなりますね」

「やたら」を試食

さて、収穫の後はお待ちかねの料理。まずは郷土食の「やたら」です。細かく刻んだぼたんこしょうと漬物、みょうがなどを混ぜ合わせます。

こちらも郷土食の「油味噌」。ナスと一緒にみそで炒めます。どちらもご飯のお供にぴったりです。

そして、もう一品。採れたてのぼたんこしょうにみそや砂糖を入れて「丸焼き」に―。

北信濃の夏の味です。

まず「やたら」を―。

岸本気象予報士:
「シャキシャキした食感が最高ですね。辛すぎず、辛くなさすぎず、夏にもちょうどいい味になっている。おいしい」

左から「丸焼き」、「やたら」、「油味噌」

岸本気象予報士:
「次は『油味噌」いただきます」
「しっかり炒めてあるので、ぼたんこしょうの味がすごくまろやかになっていると思います。みそともすごく合いますね」

辛みを直接感じられる「丸焼き」は?

岸本気象予報士:
「あー、辛くなってきた辛い。辛いですけど、さっき生でかじったときよりは焼くことでマイルドになっていると思います。甘さも感じられておいしいです」

生徒も試食

高校生も―。

岸本気象予報士:
「皆さんお味はどうですか?」

生徒:
「おいしいでーす」

中野立志館高校3年・宮田玲美さん:
「『やたら』は、さっぱりしていておいしいよね」

中野立志館高校3年・土屋衣吹さん:
「夏にピッタリだなと思います」

ぼたんこしょうの商品開発にも挑戦している高校生たち。ヒントになったようです。

中野立志館高校3年・土屋衣吹さん:
「辛いのを生かせるので、おにぎりとかが一番おいしいかなと思いました」

中野立志館高校3年・小山燦さん:
「ごはんはすごく合うから、お弁当にもいいし、『やたら』は、お茶漬けとかもいいなって」

岸本気象予報士:
「これを機に若い子たちにも食べてほしいですよね?」

中野立志館高校3年・小山燦さん:
「(若い人にも)広まってほしいですね」

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