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「笑わない赤ちゃん」が4歳の頃に“運命の出会い” 11歳少女「動物を救う画家になりたい」 自分の思いを言葉にするのが苦手…素直に感じたままを絵に 国内外で高い評価

「聖樹」と名付けた作品

こちらは「聖樹」と名付けた作品。縦横1メートル以上の大きなキャンバスに大木が描かれていますが、幹や枝は「動物」です。

堀之内聖さん:
「大きいキャンバスには1本の立派な木を描きたいなと思って、そしたら(母と)一緒に思いついた。幹1本1本を動物の柄にしたらいいと思って」

これほど大きなキャンバスに描いたのは初めてでした。

堀之内聖さん:
「幹一本ずつ、動物を1匹ずつ調べたり、写真を見たりするから、それで時間を使って、全部で56種類だから大変だった。大変だったけど、終わった後の達成感が気持ちよくて」

鑑賞に訪れた人は―。

山梨から:
「好きなことが充実している6年生、素晴らしい。色がきれいだし、パワーがあって」

東京から:
「見に来てよかった、色使いが生き生きしている。『まったりチーターズ』、柔らかい感じの絵がすごくよかった」

グッズの販売も

今回の企画展では様々なイベントも―。

美術館の入り口には「自分が動物だったら」をテーマに地元の小学生が描いた絵も飾られています。現在も募集中。

また、グッズの販売も―。

売上げの一部は絶滅危機の動物を救うため寄付するということです。

企画展は9月15日までで、期間中、聖さんのライブアートも企画されています。

■「動物を救う有名な画家になりたい」

堀之内聖さん

母・通子さん:
「皆さんから『どういう意味でこの絵を描いたのか』と言われるのが難しいらしくて、そんなに意味を込めて描いていない、ただ動物が好き、絵を描くのが好き、こういう色を使いたい、画材を使いたいというのが形になっている。だから意味を聞かれるのが難しいんだよね。だから、自分の言葉で受け答えができるようになればいい。このまま自分の速度で成長すればいい、普通では経験できないことなので楽しんでほしい」

堀之内聖さん(11):
「これから楽しみです、いろんなイベントやっていく中で楽しみです。これからは動物を救う有名な画家になりたくて、いろいろな画材を使ってチャレンジしていきたい」

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