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「長野県でこんなに猛暑になるのかと」 長野36.6℃など県内6地点で35℃超え 8月1日も暑さ続く 熱中症に警戒を

7月31日、午後2時過ぎの長野県飯田市

7月31日も晴れて暑くなりました。長野36.6℃、飯田36.4℃など県内6地点で35℃を超える猛暑日となりました。県内では30日、熱中症の疑いで1人が死亡し、31日もこれまでに14人が搬送されました。8月1日も暑くなる予想で熱中症に警戒してください。

午後2時過ぎの飯田市です。最高気温は36.4℃と3日連続の猛暑日に。日傘や水分補給など暑さ対策をしている人が多くみられました。

女性:
「ものすごい猛暑で、長野県でこんなに猛暑になるのかと」

こちらの女性はぬらすと冷たくなるタオルを首に巻いていました。

女性:
「これ首にあると、この気温ですから暑いですけど、あるとないとは全然違う」

男性:
「(水を)寝る前にいっぱい飲んで、また起きたらいっぱい飲むとか気を付けてる」

31日の県内は長野36.6℃、飯田市南信濃36.4℃など6地点で猛暑日となりました。

各地の消防本部によりますと、少なくとも14人が熱中症の疑いで救急搬送され、このうち、1人が重症だということです。

7月30日は上田市で86歳の男性が自宅の庭で倒れているのが見つかり、病院で死亡が確認されました。熱中症の疑いがあり、県内ではこの夏初めての死者とみられています。

8月1日も晴れて気温が上がる予想で、熱中症警戒アラートも発表されています。こまめな水分補給など熱中症に警戒してください。

連日の危険な暑さ。改めて熱中症予防のポイントを岸本気象予報士が解説します。

岸本慎太郎気象予報士:
「連日の暑さで体力が奪われて、いま、熱中症になりやすくなっています。熱中症を防ぐには、日中は、できる限り涼しい場所で過ごすことが好ましいですが、どうしても外出しなければいけない場合に、守ってほしいポイントをまとめました。まず日傘や帽子を着用し、日陰などで直射日光を避けること。30分おきに涼しい場所で休憩をとること。水分と塩分をこまめにとることです。水分は食事とは別に、1日1.2リットルくらいとりましょう。15分おきなど細かく分けて飲んでください。ただ汗をかいた場合はその前後に、追加で水分を取りましょう。飲み物は、塩分も適量含まれているスポーツドリンクなどがおすすめです。なおアルコール飲料では水分補給はできません。むしろ脱水を引き起こすため、注意が必要です。」

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