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食べ比べ!「ブルーベリー観光農園」 約50種を用意 一押しは「ピンクレモネード」 住民が5年がかりで準備 長野県阿南町

「バークレー」

位高敦さん:
「これは小粒ですけど、『バークレー』っていう品種ですね。すごく甘いです」

小粒で甘みたっぷりの「バークレー」や、同じ小粒でも甘みが違うという「ブルークロップ」も。

位高敦さん:
「甘いんだけど違う甘さ。濃い感じがします」

「ピンクレモネード」

位高さんの一押しは。

位高敦さん:
「これですね、ピンクのブルーベリー」

その名も「ピンクレモネード」。淡いピンクの色合いがかわいらしい品種です。

位高敦さん:
「普通のブルーベリーと違って味がフルーティーでおいしいですね。結構、皆さんこればっかり(笑)」

(記者リポート)
「爽やか。甘みも酸味もあって、香りもとてもいいです」

さまざまな品種や熟し具合を試し、お気に入りを探してほしいということです。

位高敦さん:
「(同じ)木になっているものでも味が違うんですね。熟したものと、熟す前のものと」

春にはかれんな花が―(提供:位高さん)

阿南町出身の位高さん。オーストラリアや国内のレストランにも勤務してきた料理人です。25年ほど前に帰郷し、地元で働いていました。

もともと農業にも関心があり、自宅前の土地を使って特に好きだったブルーベリーの栽培を苗木から始めました。

秋には鮮やかな紅葉。

落葉し、休眠状態で「冬越し」。

春にはかれんな花が。

2~3年で実を収穫できるようにー。

位高敦さん:
「畑にちょくちょく植えていたんですけど欲しくなるんですよね。少しずつ増やしていくと知らないうちにこんな数になって、勉強はしてるんですけど全部(の品種)は覚えてないです(笑)」

毎日の水やりに3時間以上

南信地域では、寒冷地向けと暖地向けの品種両方を育てることができ、6月下旬から8月下旬まで長く楽しむことができます。

2025年は異常な暑さが続き、毎日の水やりに3時間以上と苦労が続きますが。

位高敦さん:
「飲食業でも、おいしかったよと言ってくれるのが自分の励みになったので、それと同じ、延長みたいな感じ。大きな実がついて、喜んで口いっぱい食べてくれる。それがうれしい、やりがいですかね」

阿南町の「ブルーベリーファームあなん」

園児:
「おいしい」

今の品種は7月下旬まで。

その後は別の品種に切り替わり、8月いっぱい楽しめます。

※時間無制限で1500円(持ち帰り可)小学生以下と65歳以上は1000円(持ち帰りなし)

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