
「バークレー」
位高敦さん:
「これは小粒ですけど、『バークレー』っていう品種ですね。すごく甘いです」
小粒で甘みたっぷりの「バークレー」や、同じ小粒でも甘みが違うという「ブルークロップ」も。
位高敦さん:
「甘いんだけど違う甘さ。濃い感じがします」

「ピンクレモネード」
位高さんの一押しは。
位高敦さん:
「これですね、ピンクのブルーベリー」
その名も「ピンクレモネード」。淡いピンクの色合いがかわいらしい品種です。
位高敦さん:
「普通のブルーベリーと違って味がフルーティーでおいしいですね。結構、皆さんこればっかり(笑)」
(記者リポート)
「爽やか。甘みも酸味もあって、香りもとてもいいです」
さまざまな品種や熟し具合を試し、お気に入りを探してほしいということです。
位高敦さん:
「(同じ)木になっているものでも味が違うんですね。熟したものと、熟す前のものと」

春にはかれんな花が―(提供:位高さん)
阿南町出身の位高さん。オーストラリアや国内のレストランにも勤務してきた料理人です。25年ほど前に帰郷し、地元で働いていました。
もともと農業にも関心があり、自宅前の土地を使って特に好きだったブルーベリーの栽培を苗木から始めました。
秋には鮮やかな紅葉。
落葉し、休眠状態で「冬越し」。
春にはかれんな花が。
2~3年で実を収穫できるようにー。
位高敦さん:
「畑にちょくちょく植えていたんですけど欲しくなるんですよね。少しずつ増やしていくと知らないうちにこんな数になって、勉強はしてるんですけど全部(の品種)は覚えてないです(笑)」

毎日の水やりに3時間以上
南信地域では、寒冷地向けと暖地向けの品種両方を育てることができ、6月下旬から8月下旬まで長く楽しむことができます。
2025年は異常な暑さが続き、毎日の水やりに3時間以上と苦労が続きますが。
位高敦さん:
「飲食業でも、おいしかったよと言ってくれるのが自分の励みになったので、それと同じ、延長みたいな感じ。大きな実がついて、喜んで口いっぱい食べてくれる。それがうれしい、やりがいですかね」

阿南町の「ブルーベリーファームあなん」
園児:
「おいしい」
今の品種は7月下旬まで。
その後は別の品種に切り替わり、8月いっぱい楽しめます。
※時間無制限で1500円(持ち帰り可)小学生以下と65歳以上は1000円(持ち帰りなし)