パルムでの営業終了から約10カ月。7月15日午前8時から仕込みをする鈴木さんの姿がありました。
ホームラン亭 店主・鈴木孝太郎さん:
「休んでいる間は『早くやりたいな』っていう気持ちがあって、やっていると楽しいんで」
再出発を決め、須坂市臥竜に移転したのです。7月15日、再オープンの日を迎えました。
自慢のスープは再開まで時間がかかったことから一から作り直しました。
ホームラン亭 店主・鈴木孝太郎さん:
「最初は(スープが)濃くなっちゃうんですけど、調整して。きょうは大丈夫、ばっちりです」
従業員:
「緊張しちゃうよね。お客さんがいっぱい来てくれればいい」
開店30分前には―。
(リポート)
「10カ月ぶりの再出発となるきょう、朝から多くのお客さんが列を作っています」
一番に並んだ客:
「(並んだのは)8時ごろ。待ち望んでいたので、やっと。ワンタンメンを食べます」
須坂市から:
「(パルムの閉店で)僕の生き甲斐が消えたと思った。前と同じチャーシューメン大盛りで」
午前11時開店―。
店主おすすめのチャーシューメン。豚骨と鶏ガラをベースにした濃厚な味です。
忘れられなかった「あの味」。
常連客:
「めちゃくちゃおいしい。変わらない味だなと」
常連の親子は―。
市内から:
「いつまでも食べさせてもらえればと」
「明日から「頑張れるって感じ」
ホームラン亭 店主・鈴木孝太郎さん:
「感謝が一番。お客さまとラーメンを残してくれた親とじいちゃんに。誰でも気軽にさっと来て、さっと帰れるラーメン店にしたい。なるべく長く、体が動く限りは続けたい」
再出発したラーメン店「ホームラン亭」。これまでと変わらず人々の胃袋を満たします。
“70年以上変わらぬ味”人気ラーメン店が「パルム」の閉鎖に伴い営業終了 10カ月後、移転して再オープン 朝から多くの列 感謝の一杯を振る舞う おすすめはチャーシューメン
