関東甲信地方で「大雨」のおそれ　「警報」発表地域が拡大する可能性　24時間予想降水量は関東地方北部150ミリ関東地方南部180ミリ、甲信地方200ミリ、伊豆諸島80ミリ（15日午後6時まで・多い所で）

台風情報

気象庁は、関東地方と伊豆諸島では7月15日にかけて、うねりを伴った高波に注意・警戒し、強風に注意するよう呼びかけています。関東甲信地方では15日は、大雨による低い土地や地下施設への浸水、河川の増水や氾濫、土砂災害に警戒してほしいとしています。

台風5号は、14日午後3時にはいわき市の東南東約140キロにあって、1時間におよそ45キロの速さで北へ進んでいます。中心の気圧は985ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は25メートル、最大瞬間風速は35メートルとなっています。

台風は関東の東を北上し、今後は関東甲信地方から遠ざかる見込みだということです。台風は遠ざかりますが、引き続き16日にかけて、台風や日本海の低気圧に向かって流れ込む暖かく湿った空気や太平洋高気圧の縁をまわって流れ込む暖かく湿った空気の影響を受ける見込みのため、関東甲信地方では16日にかけて大気の状態が不安定となるでしょう。

■波の予想

関東地方と伊豆諸島の海上では、うねりを伴い、15日にかけてしけとなるでしょう。気圧の傾きが予想以上に大きくなった場合には、警報級の高波となるおそれがあるということです。16日もうねりを伴いしける見込みとしています。

・14日に予想される波の高さ
　　関東地方　5メートル　うねりを伴う
　　伊豆諸島　4メートル　うねりを伴う

・15日に予想される波の高さ
　　関東地方　5メートル　うねりを伴う
　　伊豆諸島　5メートル　うねりを伴う

■風の予想

関東地方では、15日にかけて海上を中心に強い風や非常に強い風が吹く見込みだということです。

・14日に予想される最大風速（最大瞬間風速）
　　関東地方の海上　20メートル　（30メートル）
　　伊豆諸島　　　　15メートル　（25メートル）
　　関東地方の陸上　15メートル　（25メートル）

・15日に予想される最大風速（最大瞬間風速）
　　関東地方の海上　18メートル　（30メートル）
　　伊豆諸島　　　　15メートル　（25メートル）