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負債約9400万円 金属切削加工業者が破産手続き開始決定 新型コロナの影響で受注減少 先行きの見通し立たず

長野放送

民間の信用調査会社帝国データバンク松本支店によりますと、長野県岡谷市の金属切削加工業者の「金沢精機」が破産手続き開始決定を受けたということです。負債は約9400万円としています。

4月25日に長野地裁諏訪支部より破産手続き開始決定を受けたのは岡谷市の「金沢精機」です。

1977年4月に設立された金属切削加工業者で、治具や精密機械部品、産業用ロボット部品などの金属切削加工を手がけ、2019年3月期の年間売上高は約7000万円を計上していました。

しかし新型コロナウイルス感染拡大の影響で受注が減少し、2024年3月期の年間売上高は約3000万円まで落ち込み、収益も悪化。先行きの見通しが立たないことから、事業の継続を断念したということです。

負債は約9400万円としています。

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