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大型連休、北アルプスなどで山岳遭難相次ぐ 死者5人、けが17人 28件発生 去年の同時期より2件増 長野県警が注意呼びかけ

資料 北アルプス

ゴールデンウィークが明けましたが、連休中は山の事故が多く発生しました。6日も八ヶ岳連峰の赤岳付近で男性1人が死亡。連休中の山岳遭難は28件に上り、死者は5人となりました。

警察によりますと、6日午後6時半過ぎ、山梨県警のヘリコプターが赤岳付近の長野県側斜面に倒れていた男性を収容し、北杜市の病院に搬送しましたが、死亡が確認されました。

男性は、6日、八ヶ岳連峰に入山した2人パーティーのうちの1人とみられています。

6日夕方、同行者から「赤岳付近ではぐれてしまった」と山梨県警に救助要請があり、捜索していました。

4月26日から5月6日までの大型連休中に長野県内で発生した山岳遭難は28件で、2024年の同じ時期より2件増えました。北アルプスで多く発生しました。

救助されたのは31人で、死者は5人、けが人は17人でした。

県警は、力量に合った山を選ぶことや冬山同様の悪天候にも備えた十分な装備で山に入ることなどを呼びかけています。

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長野放送ニュース

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